精力回復効果

医薬品としてのノコギリヤシ

ノコギリヤシは19世紀にヨーロッパ人が北アメリカ大陸に渡った際、現地のインディアンが強壮目的で用いているのを目にしてヨーロッパに伝え、更に各国でも注目された歴史を有しています。
インディアンは実を自然乾燥させて利尿作用精力増強を期待して用いていましたから、医薬品という概念は未だ当時存在しなかったにせよ、ここにルーツを見る事が出来ます。
実際に医薬品の観点からその効果にスポットが当たったのは1960年の事で、果実に含まれる油性成分が前立腺肥大が原因の排尿障害改善に有効だという説が浮上しました。

そして1990年に前立腺肥大症に大きな効果が有る事がフランス人医学博士によって正式に報告され、一気に医学界が視線を注ぐ存在となったのがノコギリヤシなのです。
これをキッカケに各国でさまざまな試験データが採られ、1984年には英国で110人を対象の臨床試験結果としてノコギリヤシが流尿作用を歴然と促進させる結果が報告されました。
更に1993年にはドイツで、1996年にはフランスでそれぞれ、ノコギリヤシを摂取する事に因る諸々の改善効果が具体的に発表されています。

現在のヨーロッパではフランス、イギリス、ドイツ、イタリア、ベルギー、ハンガリー、モナコ、スウェーデンなどの各国がノコギリヤシを治療用医薬品に認可しており、数々の医薬品が市販されています。
副作用が極めて少ない天然成分という点も高く評価されており、今後更に認可する国が増えて行く事は間違い無さそうです。
ちなみに日本ではまだ認可には至っていないのが現状ですが、泌尿器科医は既にその効果と安全性に着目していますので、近い将来医薬品としての認可も十分期待出来るでしょう。

果たして今日ヨーロッパ各国で医薬品として流通しているのと同じ成分を含み効果が期待出来る製薬品が国内で流通するかどうかは分かりませんが、その日を待ってみたいと思います。
既にサプリメントとしての商品は多数販売され流通していますので、既に数多く確認されているノコギリヤシの効果を得たいと希望するのであれば、国内調達は勿論可能です。
確かに医薬品と異なり簡単に購入出来る便利さはメリットですが、自身の身体に摂取する商品ですので選択から服用には十分な事前確認を怠らない事が大切です。
ノコギリヤシが持つ優れた効果も不適切な服用利用では「百害あって一理なし」となり兼ねず、折角の先人達の素晴らしい発見や近年の研究者達の努力に対し、申し訳ない事となってしまうのです。

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